他社の導入事例を見るポイントは、システムそのものではなく取り組み方。

はじめてWEBシステムを導入する際に参考になるのが他社の導入事例です。システム会社やソフトウェアベンダーの営業担当が提供したり、ホームページなどで公開していたりします。昨今では、ユーザー発表会などのイベントが開かれるケースも増えてきています。いずれにしても、多くの導入事例は営業ツールのひとつとして提供されているので、システム導入の成功の実例として紹介されています。これから導入しようとする会社は、成功事例を知ることで寺社での導入イメージを膨らませ安心することができます。

導入事例を見るときは過程に注目する。

「業務課題があり、ツールの導入を検討し、便利な機能を使いこなした結果、課題解決に成功しました」。導入事例はこのような流れで進んでいくでしょう。中でも、機能の便利さや使い勝手の良さが強調され、ボリュームも多く割かれます。読みながら「こんな便利な機能があるなら自社でも上手くいくかも知れない」と思うことはいいのですが、どんな優れたツールでも課題解決に至るまでにはツールの機能以外の人や組織の取り組み方が重要になります。「ツール導入→課題解決」の「→」には、さまざまな試行錯誤があり物語があるのです。

もちろんツールの機能を把握することは大切です。ただ「事例」から得るべき情報は成功に至るまでの過程です。「組織にどんな課題を感じていたのか」「導入検討時に考慮したことは?苦労は?」「予算の確保や社内稟議の通し方は?」「システム導入に非協力的な人たちへの対応は?」「苦労が報われたと感じた瞬間は?」「課題解決が顕在化してきた時の社内の反応や変化は?」などなど、取り組みの過程で起こるさまざまな事象や組織の変化、担当者の心の動きなどに注目してみるといいでしょう。

自社と同じ会社はないからこそ多くの事例に触れる。

自社に類似した事例だけが役に立つわけではありません。むしろ、自社にぴったり当てはまる事例など存在しません。だからこそ、できるだけたくさんの事例を知ることが重要で、担当者としての心構えや取り組み方を知ることが大切になります。見たときはピンと来なかった事例の中のエピソードが、自社のWEBシステム導入時にパッと頭に浮かぶことがあるかもしれません。多くの事例を知ることは、多くの引き出しを持つことに繋がります。

WEBシステムの活用は、システムそのものの開発より使う人や組織のマネジメントの方がはるかに難しく、それは、実施に導入を進めはじめると否が応でも痛感させられます。担当者の前に必ず立ちはだかるその壁を乗り越えられるように、できる限り多くの導入事例に触れておくことをおすすめします。



WEBシステムを活用した業務改善の無料相談承ります。

無料相談会実施中
お気軽にご相談ください。

WEBシステムを活用して業務効率を改善したい、顧客管理を徹底して営業を強化したい・クレームを減らしたい・アナログな業務を効率化したい・業務をシステム化したいなど